インサイドセールスに関する疑問にお応えします。
Q:顧客データベースがありません
各部門で個別に管理しているシステムはありますが、社内で共有するような顧客データベースはありません、
インサイドセールスは情報を蓄積していくことで顧客との関係を見える化し進捗を図っていきますので顧客データベースは欠かせません。最初はインサイドセールス部門で利用できる顧客管理データベースを導入することから始めたらいいのではないかと思います。
情報が蓄積されてくれば全社的に情報共有のニーズが増えてきてきます。その段階で全社共有の顧客データベースとしたらいいのではないでしょうか。
クラウドベースで利用できるシステムもいくつか出ていますので、現状のシステムとの連携など拡張性を考慮したシステム導入をご検討ください。
Q:顧客DBは必要なの
顧客DBの目的は
・継続してマーケティング活動を行うための情報資産の蓄積
・個人のノウハウから共有資産へ(俗人化の防止)
・顧客からの信頼を得る為のロイヤルティ向上
このような目的を顧客DBは担っており、基幹システム同様に重要なシステムであると考えています。
もし、現在使用中のDBに課題があるようであればインサイドセールス導入をきっかけに刷新されることもご検討ください。
ただ、全て新しいものではなく、データの蓄積が進むまでは初期投資を抑えるためにランニングチェンジで構わないと考えます。
また、最近はクラウド型のCRM顧客管理がリリースされており、無償版などもありますので比較検討してみてください。
以上のことから顧客DBは重要で必要なシステムです。
Q:顧客DBと基幹システムとの連携は必要なの
一歩進んだ顧客管理システムになりますが、基幹システムとの連携は顧客をキーに情報を一元化する観点から重要なシステムであると考えています。
基幹システム連携で
基幹システムにある顧客別の売上データ、商品購入明細(いつ・何を・どの支店で)、
営業担当者の履歴、顧客担当者の履歴、修理・サポート依頼の状況、場合によっては機器に取り付けたサポートシステムのモニタリングなどタイムリーに把握することが可能になります。
架電計画を行う場合には、購入時期から逆算して検討時期を予測し、適正な時期に必要であろう情報を顧客に提供することが可能になります。
このような購買履歴データ分析と顧客のWebアクセスの変化、セミナーへの参加による情報収集など総合的に分析をすることでデジタルマーケティングへの進化を図り、より精度の高い顧客コンタクトを実現させていくことが可能になるのです。